2010年3月18日木曜日

【シネマ】フィルムコミッション・フォーラム開催(2/19)

西さがみ連邦共和国フィルムコミッション主催のフィルムコミッション・フォーラム「シネマ&トークin西さがみ2010」がTOHOシネマズ小田原で開催されました。トークの企画進行をNPO法人おだわらシネマトピアが協力しました。
西さがみ連邦共和国フィルムコミッションとは小田原市、箱根町、湯河原町、真鶴町に映画やテレビの撮影=ロケーションを誘致し、ロケーション支援をする窓口として2003年に設立し、数多くの映画やテレビに協力しています。

会長である加藤市長の挨拶のあと、ゲストトーク、そして三浦しをん原作の箱根駅伝を題材にした映画「風が強く吹いている」が上映されました。この映画はフィルムコミッション協力のもとに小田原や箱根でも撮影されたのです。
最初に加藤市長からフィルムコミッション事業への可能性、NPO法人おだわらシネマトピアの無尽蔵プロジェクトでの活動への期待なども交えて400人近い来場者にご挨拶を致しました。
NPOおだわらシネマトピアの企画したトークは「風が強く吹いている」のプロデューサー坂本忠久さんをゲストにお迎え致しました。坂本プロデューサーは「北の零年」「小林少女」、俳優の津川雅彦(マキノ雅彦)の監督作品「寝ずの番」「次郎長三国志」「旭山動物園ペンギンが空をとぶ」など日本映画を多く手がけています。

「風が強く吹いている」は実在する箱根駅伝を描く事から、どこまで本物に近づけるかとてもこだわり、撮影場所、画面の隅々に写る人々に至るまで「本物」を使う事もあった様です。ただ、すべてを実際の撮影場所でとれる事は出来ないので多くの地域のフィルムコミッションにご協力頂いた事、そういった協力がないとこの映画は完成しなかったとフィルムコミッションの必要性を熱く語ってくれました。
映画も箱根駅伝の場面など馴染みの風景が写り、来場の皆さんも映画の中の小田原や箱根を満喫出来たのではないかと思います。