小田原ゆかりの映画人
追悼井上和男監督 ~こゆるぎ座を創った男~
追悼井上和男監督 ~こゆるぎ座を創った男~
今年6月26日に小田原市出身で小田原の演劇と映画の文化に大きな足跡を残した映画監督の井上和男さん(享年86歳)が他界されました。井上さんは昭和21年に小田原市民劇団「こゆるぎ座」を創設し、小田原の演劇と映画の文化に大きな足跡を残しました。
また、2005 年に開催した第1回小田原映画祭では、監督作品「生きてはみたけれど、小津安二郎伝」の上映にあわせてゲストで来場され、元気な姿で映画祭を支えていただきました。
NPO法人おだわらシネマトピアは、小田原の古い映像を掘り起こし、上映活動を企画運営していますが、かもめ図書館で所蔵フィルムを調査したところ、井上さんが創設した「こゆるぎ座」の1986年の活動を収めた記録映画が見つかりました。この度、その上映にあわせて、ゲストを招いて井上さんを偲びます。
また、昭和の小田原を記録した「小田原市政のあゆみ」を上映、戦後の小田原を知るゲストを招いて当時を振り返ります。
■主催 NPO 法人おだわらシネマトピア・小田原映画祭実行委員会 共催 小田原市立かもめ図書館
■日程 12月4日(日)
■会場 小田原市立かもめ図書館 視聴覚ホール
■第1部 13 時開演
○記録映画「小田原市政のあゆみ」上映会(40 分)
昭和26年から34年の小田原を記録したニュース映画。終了後、当時の小田原を検証するトークショーを行います。トークゲスト・二宮秀夫氏(そびそ二宮 社長)
■第2部 14 時30 分開演
○記録映画「こゆるぎ座」上映(20 分)
こゆるぎ座の40周年の公演の練習風景から公演にいたる活動を紹介した作品。
○記録映画「創る」上映(20 分)>在りし日の井上氏の姿が写っている作品として、上映。
トークゲスト 関口秀夫氏(こゆるぎ座座長)、奥津真理子さん(こゆるぎ座座員・映画「こゆるぎ座」のナレーター)長島晃氏(日本映画学校事務局)
☆参加方法 事前申込制です。
小田原市立かもめ図書館 0465-49-7800 (サービス係まで)
定員は1部2部ともに120名(先着順)
詳しくは、小田原映画祭ホームページで
http://www.odawara-cinema.com/home/